企業で働く餃子好きが考える「包む」魅力

絶妙な焦げ目と、お肉と野菜の旨味が一つひとつにギュッとに詰まった「餃子」。家でも、お店でも食べる、ランチとしてもつまみとしてもいける、アレンジ自在な大人気の国民食である。

・・・きっといま、あなたの頭には、いつだれかと食べたあの、お行儀よく並ぶ餃子の姿が浮かんでるのではないだろうか。(わたしの場合は、直近食べたえびすの安兵衛。)

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自由度高い!餃子の様々なスタイル

餃子の愛され方は言うまでもない。起源は中国。シルクロードを渡り、ユーラシア大陸に伝わって、今や世界中で餃子(風)は食べられている。中国ではぷりぷりの水餃子が主流だが、日本では焼餃子。ネパールでは蒸し餃子と、形や味は違えど世界各国でその土地の人々に愛されている。

餃子の世界は、一見大きなブームとは無縁のように思えて、餃子バーが話題になったり、トリュフやアボカドを使った女性好みの餃子が人気を博したり、タレや食べ方までもどんどんと多様化、最前線は常に変化している。近年は特に、ワインとのペアリングを推すスタイルが注目を集めているように感じる。弊社クックパッドでは、社員用キッチンで社員の懇親イベントを行っており、ボジョレー・ヌーボーの解禁日には、生樽を用意してボジョレー・ヌーボーに合う料理を有志のスタッフが振る舞ったのですが、ラム肉餃子とボジョレーヌーボーの組み合わせは最高だった!

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ラム肉餃子

こうしてわたしも含め多くの人が餃子界のトレンドに巻き込まれたり、クラシカルなスタイルに立ち戻ったりしながら餃子を楽しんでいるが、そういう中でわたしはいま「みんなで餃子を作る」、その力について改めて見直していきたい。

餃子を「包む」という工程がもつ共有する力

餃子を手作りする良さは、自分好みに仕上げた焼き立ての餃子が味わえるのもそうだが、わたしは「包む」という工程にあると思う。同じ様に包む料理といえば手巻き寿司もだが、餃子とは圧倒的に違う点がある。手巻き寿司は、それぞれが自分のために好きな具を入れて包む。一方、餃子はみんなが食べる分をみんなで作る。包み方にはちょっぴりその人らしさが見え隠れするときもあって・・楽しい! 本場の作り方なんて踏襲しない。ひだの数なんて関係ない、ぶっちゃけ美味しければそれでいいのが餃子。そう、何もかも包み込んでくれるから、とにかく場を作ることに向いているのだ。

当然、"クックパッドの採用広報"としても、餃子の力をすごく生かしている。

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bosyuで企画したイベントで参加者のみなさんと食べた餃子

SNSを使ったカンタン募集サービス『bosyu』を活用して餃子を作って食べるイベントを開催した際には、参加表明してくださった方と弊社社員が一緒に食卓を囲み、一つの餃子に手を伸ばしながら楽しい時間を過ごした。その時つくったレシピはこちら

餃子界にいかなる激動があったとしても、目を向けてみればやっぱり「包む」に基本があると思う。中国では、餃子は縁起のいい食べ物とされており、お祝いの席やお正月には、みんなで包んで食べるという。餃子を包むことは、福を包み込むことでみんな一緒に幸せになろう、という理由からだそう。 日本ではその言い伝えこそあまり聞かないが、みんなで一緒に包んで、手を伸ばして楽しく食べると、それだけで自然に笑顔が生まれて「おいしい」を共有することができる……。


おいしく、楽しく、かけがえのない時間を生み出し、そして何もかも包み込んでくれる餃子、最高だ!

(このブログは、焼き餃子協会代表理事・餃子ジョッキーの小野寺さんに、餃子アドベントカレンダー2018にお誘いいただいたのをきっかけに書きました。小野寺さん、ありがとうございました!)